優良断熱材認証制度について

吹付ウレタン断熱工事の品質管理

吹付け硬質ウレタンフォームの性能決定要因

吹付け硬質ウレタンフォームの断熱性能はその原液の配合により決定されます。

原液はJIS規格により、その品質が規定されています。

原液メーカーはその性能が現場での吹付工事で具現化させるため、「原液使用標準」を吹付工事業者に交付し、これに従い施工することを求めています。

現場での施工品質管理が重要

吹付ウレタン断熱工事において、適正な断熱性能を確保するには、「原液使用標準」を厳守することにあります。

そのため、現場での施工技能者がこれが確実に実行する力量(施工品質管理)が求められています。

また、施工事業者としての品質管理体制も求められます。

吹付けウレタン断熱工事において、品質確保をするためには、以下の事項が重要となります。

JIS A 9526「建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム」は原液の規格を定めたもので、認証対象は原液メーカーとなっています。優良断熱材認証制度(EI制度)は、吹付ウレタン施工事業者の品質管理体制を審査する、唯一の第三者認証です。